ブレザータイプ
現在最も一般的な学生服の形です。フロントボタンが2つの場合と3つの場合、袖口ボタンの有無など、各学校で細かい違いがあります。
シングル
フロントボタンが縦一列に並んでいるタイプです。現在の学生服の中で最も多く採用されているデザインです。
ダブル
フロントボタンが縦二列に並んでいるタイプです。主に4ツ釦・6釦が多く採用されています。やはりシングルボタンが主流ですが、現在もダブルにしている学校は少なくないです。(写真は6ツ釦)
イートンタイプ
襟の無いノーカラージャケットです。古くから制服の変更がない学校などに多くみられます。近年新しく採用する学校は少なくなっているようです。制服のモデルチェンジと共に、ブレザータイプに変わる場合が多いです。
裏地
ジャケットやスラックスに付いている裏地。摩擦を軽減しすべりが良くなる為、楽に衣服を脱ぎ着することができます。また、静電気の発生を抑え、衣服のまとわりつきを防止します。学生服に使われるのは主にポリエステル100%のものが多く、色味も表地に合わせた紺や黒など暗い色が使われる場合が多いです。
総裏地
ジャケットの裏全体に裏地が施されています。
女子向けのジャケットは総裏地の場合が多いです
半裏地
背中部分の布地が半分までしかなく、通気性に優れているという点が最大の特徴です。また裏地が少ない分、ジャケットの重さも軽くすることができます。
男子向けジャケット(ブレザー・詰襟含む)に使用される場合が多いです
ボタン
2ツ穴・4ツ穴ボタン
最もオーソドックスなタイプで昔から多くの制服で使われています。色は身頃と合わせ紺や黒の暗い色が使われます。縁部分に学校名を入れてオリジナルボタンにしている学校もあります。
足つきボタン
こちらも昔からあるオーソドックスなボタンです。色は身頃と合わせ紺や黒の暗い色が使われます。
かぶせボタン
詰襟のボタンにも使用されているタイプです。上下のパーツが分かれており、それらを組み合わせている為中が空洞になり軽量です。学校名のイニシャルや校章マークがデザインされている場合が多いです。
七宝・ダイキャスト(ダイカスト)
最近のブレザーによく使用されるタイプです。高級感があるのが特徴です。こちらも学校名のイニシャルや校章マークがデザインされている場合が多いです。
力ボタン
ブレザーには針で直接縫い付ける他に力ボタンで裏側を補強している場合が多いです。重さのあるボタンを付ける際に生地の破れや糸のほつれを防ぐことができ、また見た目もキレイになります。直径は8mm~10mmほどの小さなボタンです。